研究室の簡単な紹介
研究テーマ:ディペンダブルコンピューティング
安心・安全な生活を支えるための高信頼設計技術について研究しています。
適切な冗長化技術を適用することによって、設計・製造不良、誤操作、災害などがあっても
「壊れないコンピュータ」、「壊れないネットワーク」をつくることが目的です。
また、解析やシミュレーションによって、提案システムの信頼性の評価も行っています。
最近では特に,IoT (Internet of Things: モノのインターネット)に着目し,
IoTデバイス自体やIoT通信,ドローンに搭載するためのセンサ等の高信頼化技術の開発にも取り組んでいます.
最近の卒業研究テーマ
2020年度
- PCの高負荷劣化試験およびリモート測定環境の構築
- CNNを用いたLSIレイアウト上の不良箇所推定法に関する検討
- UWBを用いた位置情報取得システムの高精度化に関する検討
- IoT環境に向けた監視カメラ画像自動収集および圧縮蓄積に関する検討
- 機械学習を用いた列車停止位置予測手法の評価
- Bluetooth MANETのためのコネクションレス相互通信システムの開発
- LDPCを用いたIoT向け認証システムの評価
- DTNにおける接触回避ルーティングの効率改善に関する研究
- エナジーハーベスト通信に対するMQTTゲートウェイシステムの開発
- PythonによるC言語デバッグ支援環境の改善に関する研究
- 高信頼手法の評価に向けたCAN通信シミュレータの設計と開発
2019年度
- Pythonによる初学者向けC言語デバッグ支援ツールの開発
- ハッキングツールの実行環境依存性に関する基礎的検討
- BlenderとPythonを用いたセンシングデータの取得と可視化
- ブロックチェーン上のセキュアな分散コンピューティング手法の評価に関する研究
- IoTデータ収集における複数周波数LoRa通信による高信頼化
- 顔認識に基づく自動スクリーンロックシステムの開発
- LiDARとRPAを用いた鉄道制御システムに関する研究
- SDNにおけるルーティングの消費電力削減に関する研究
- CNNに基づくLSIレイアウト上の不良発生箇所推定法に関する検討
- 位置情報を考慮したセンシングデータ取得システムの高信頼化
- ゲートウェイ多重化に基づく高信頼LoRaWAN環境の構築
2018年度
- 遺伝的アルゴリズムに基づくNoCの最適冗長経路配置の探索
- モバイルアドホックネットワークにおけるワームホール攻撃の評価
- 屋内センシングドローンのための位置情報の取得と可視化
- NoCルーティングにおける多重故障下での冗長経路の評価
- 位置情報に基づくIoTセンシングデータ補間手法の実装
- レイアウトを考慮した2パターンテストのための故障検出率見積りに関する検討
- SDNにおけるチェックビットベースTCAMルール分割法
- スケーラビリティと持続性を考慮した暗号通貨の実装法に関する考察
- 段階的相互認証に基づくモバイルペイメントの高信頼化
- バグレポート採取のためのC言語デバッグ支援ツールの開発
2017年度
- 地理情報を考慮した分散ハッシュテーブル構築法の評価
- IoT環境における位置情報を考慮した耐センサノード故障システム設計
- 遅延耐性ネットワークを用いたBAN高信頼化手法の評価
- RAID高信頼化に向けたベイズ推定に基づくHDD故障率推定に関する検討
- スマートグリッド通信における個人識別符号を用いた耐k故障ノード特定法
- 冗長経路を持つNoCルーティングにおける性能およびコストを考慮した評価
- MANET-DTNハイブリッド手法におけるノード疎密情報に基づく複製数選択法
- ビットレベル通信シミュレータによるCAN高信頼通信手法の評価
- パワーエレクトロニクス用リアルタイム無線データ転送に関する検討